2019年8月12日月曜日

抗不安薬で人生変わった!?僕が体験した天国と地獄(その1)

こんにちは、今日もリハビリ生活を送っています、sinです。
今回は、
社交不安障害、対人恐怖、不安に
劇的な効果があるといわれている
抗不安薬(マイナートランキライザー、ベンゾジアゼピン系とも呼ばれます。)
について僕が使ってみて実際にした経験を語っていこうと思います。

まずは抗不安薬に頼る前までの自分の紹介から


僕は、他の記事でも書きました通り、
社交不安障害(対人恐怖症とよばれることもある)を患ってました。

そのため、大学ではいわゆる隠キャで
人前だとあがってしまって女性とは愚か、男性とも上手くコミュニケーションが取れないような性格でした。

しかし、それでもなんとか適応しようとかろうじて作ったわずかな友達を頼りに細々と生活していました。

大学生活の中では、人前でプレゼンを発表しないといけなかったり、
サークルの先輩と上手く付き合わないといけなかったり、
そういうこと一つ一つが自分にとってたまらなく苦痛だったことを覚えています。

そんな中、覚えたことは酒をのむこと


毎日の生活が苦痛に満ちていた僕が始めたのは
毎晩酒をのむことでした。

学校から帰ると、誰とも絡まずコンビニによってストロングゼロをしこたま買って家でのむ。
それで束の間でも自分の苦しみを癒していました。

そんな生活を送るなかで僕の酒を飲む量は次第に増えていきました。

もともと酒の味は苦手だった、だけど酔いたいから息を止めて一気に飲む。
そんな飲み方をしていました。

次第に安く、そして少量で酔える酒を追い求めて最終的にはブラックニッカというウィスキーの小瓶にたどり着きました。
これは、アル中の御用達と言われている酒だそうです。

学校生活はますますガタガタになっていきました。
毎日、二日酔いで学校にいくため、
人付き合いは億劫になり、家ではいつも飲んでいるため成績もまともではありませんでした。

もう一つの悩み、失恋


実は僕がこれ程、酒に溺れてしまう理由はもう1つありました。
それが失恋です。
三年間連れ添った彼女、一緒に東京で大学生活を送ろうと約束していた彼女から別れを告げられていたのです。
僕はこの悲しみを素面で乗り切ることができませんでした。
未練がましく、メールを何度も送ったり、
彼女が他の男にとられると想像すると悶え苦しんでいました。

そんな時にであったのが抗不安薬でした。


毎日の苦しみを学校のカウンセラーに話したり、精神科医に話したりするなかで、
処方されたのが抗不安薬ソラナックスでした。

これを初めて飲んだとき、劇的に効きました。

あれほど「かけがえのない人」と思い詰めていた彼女のことが三十分ほどたつと急にどうでもいいことに思えたのです。
そんなことより次の女探せばいいじゃん、そう思いました。

そして、体が軽い!自分の体を覆っていた不安
がみるみるうちに消えていきました。

普通の人はこんな感覚で生活していたのか!
そう感動したものです。
これで俺は楽に生きていける!と思いました。

しかし、今思い返せばその時に「処方薬依存」という棺の中に片足を突っ込んでいたのでした。

思ったより、長文になってしまったので
ここら辺で一度区切りをつけたいと思います。

最後まで読んでくれた方ありがとうございます。

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